シンガポール赴任生活

シンガポール赴任者ブログ。初めての海外生活@シンガポールで気づいたことや見どころを発信

【シンガポール受験】教育制度と学歴社会

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シンガポール人の学歴について。

中国とか韓国は激烈大変な勉強を

小さいころから強いられて

学歴がすべて、のように教育されている。

 

シンガポールはどうか。

個人的なフィールド調査?で

いろんなシンガポールの人(なぜか女性が多いw)と話すけど

そのあたりも踏まえて所感を。。

シンガポールの教育制度

まずはそもそもシンガポールは

どういうステップで

教育されていくのかをおさらい。

日本では

小学校(6年)

→中学校(3年)

→高校(3年)

→大学(4年)

こんな感じ。

 

シンガポールでは

小学校(6年)

→中学校(年)

→高校(年)

→大学(4年)

となっている。

中学校が長くて高校は短いね。

さらに、

男性のシンガポリアンの場合は

小学校(6年)

→中学校(4年)

→高校(2年)

→徴兵(2年)

→大学(4年)

となる。


大学受験をして大学が決まってから

徴兵に行って、戻ってきたら

決まってた大学に入る

みたいな感じ。

 

熾烈なテスト戦争、選抜意識

そしてここからが本番。

小学校入学時は

のほほ~んと入学することが出来て

どのクラスになるかはランダムだそう。

 

但し、、

小学校5年から成績によるクラス分け

となる。

つまり、

小学校4年の修了テストの結果

小学校5年のクラスが決まる。

 

親としては当然小学校4年より前から

勉強をさせなくてはいけなくなるわけで

塾に通わせたり、教師を雇ったりと

大変な日々を送り始めるそう。

 

小学校6年では卒業テストがあり、

成績が悪いと、

小6で留年 L(゜□゜L)!!

という日本では考えられない事象が起こる。

すごいよね。

 

しかも毎年数%(クラスに1人いるかいないかくらい)は

必ず起こるらしいからなかなかだよね。

 

小6の卒業試験はそれだけではない。

留年しなかったとしても、

成績次第で行ける中学校が異なる。


そう、つまり卒業試験は受験でもあるのだ。

 

日本の公立の場合、成績がどうであれ地元の中学に行くが

シンガポールは違う。

行ける中学校が違う。

そして入学だけでなく、

中学校のクラス分けも成績順。


そして中2でまた試験がありクラスが

成績順で変わり、

中4で卒業試験。

ここまでくればわかると思うが、

中4の卒業試験もまた、

留年者が出ると同時に

行ける高校の選択肢が決まる。

 

高校についてももはや言及するまでもないが

成績ごとに振り分けられたクラスで授業を受けて

2年後の卒業試験で行ける大学が決まる。

 

そういう意味では、

日本の大学受験のようなものはない。

大学ごとに受けに行くあれ。

高校卒業試験がいわゆるセンター試験みたいな感じで

その結果で大学が決まる。


ものすごく正確に言うと、

センター試験のスコアを、

行きたい大学に申請して、

それが認められるかどうかがこっちでいう受験。

 

頭のいい人だと

NUS、SMUといったTOPの2校から来てくれ、

というハガキが届く。

 

また、面白いことに、そのスコアを

すぐに申請して落ちたとしても

翌年に同じスコアで申請したら受かる場合もある。

 

そのあたりの仕組みはよくわからない。


職場の同僚のシンガポリアンは、

高校卒業直後にNUSとSMUとNTUに申請したら

NUSとSMUは不合格だったが、

翌年全く同じスコアで全く同じ申請をしたら

両校から合格通知が来たという謎の事象が起こったという。

 

大学のランク

ここまで読んでいただければなんとなく

どういうマインドがシンガポリアンに根付くか

わかると思う。


頭のいい人は常に「選抜」クラスにいるため

その地位を揺るぎないものにする一方

裏を返せば、

そうでない人に対して下に見ている。


シンガポールの大学は

頭のいい大学が3校あって、

NUSとSMUとNTU

 

日本の大学に照らして

わかりやすく例えていうと、


NUS(シンガポール国立大学)=東大


SMU(シンガポール管理(ビジネス)大学)=一橋

 

NTU(南洋理工大学)=東工大

 

といった感じ。

正確には偏差値とか学力とかで言えば

NUSは東大の遥かに上

世界ランキングでも東大なんかよりも

もっともっと上。

 

シンガポール人からすると、

この3校に入っている場合、

特にNUSに入った人は、かなりプライドが高い。

たいていは頭いいから謙遜することが多いけど

褒められたいという気持ちが強い。

 

逆にこの3校に入れなかった人は

シンガポールの学歴社会に辟易している傾向がある。

 
なので、

NUS出身の人には頭いいね、すごいねということを

言ってあげると喜ぶし、

その3校でない人に対しては

これから個性の時代で、学歴なんて時代遅れだ

と言えば喜ぶ。

経験上、男女ともにそう。


厄介なのは

オーストラリアとかアメリカの大学に行った人なんだけど、

そういう人には

シンガポール人てシンガポール好きなのに

海外にトライするのはすごいね

というルーティン。

 

まとめ

シンガポールは小学校から選抜意識を植え付けられて

なんとなくかわいそうな気が個人的にはする。

小4の終わりから始まる受験ラッシュは

2年ごとに必ずあって、ようやく大学入学で終わる。


日本なんて高校受験と大学受験の2回でヒーヒー言ってるけど

シンガポールは2年ごと。

すごいよなぁ。。

 

まぁ、俺からすると、

学歴なんて正直どうでも良くて

その場が楽しければいいし

楽しい会話が出来ればそれでいい。


英語が達者でないぶん、

こういう背景を知りながら

ある程度定型句的に英語を使って褒めておくと

とりあえずコミュニケーションは上手くいくからおススメ。

 

クラ)NUS?Wow! You must be smart! 

シンガ)No, just did as my firends did

クラ)Hey don't be kdding me, I know how difficult...

みたいなね。

飽きたけどね笑 その先にゴールがあるならやるよね。