シンガポール赴任生活

シンガポール赴任者ブログ。初めての海外生活@シンガポールで気づいたことや見どころを発信

タイとベトナムでのビジネス常識

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仕事柄、よくタイとベトナムに行く。

今週もベトナムに行ってきたし、先月はタイに行った。

シンガポールはどこに行くにもアクセスが良いため

本当に便利な国。

 

俺が行って初めて知った、

タイとベトナムの面白い共通点や

ビジネス上の歴史を簡単に書いておきます。

 

聞いた話だったり一部根拠がないかもしれないけど

おおよそ間違っていないはずだし

東南アジアでビジネスする上で知っておいて

損はないのでぜひ読んでほしい。

 

2国の共通的な歴史

教科書に載っているような

歴史の話をするつもりはあんまなくて、

ビジネス的な特徴をとらえるための

共通的な歴史について。

 

まず、

それぞれ別の時期にではあるが、

ともに

通貨危機、経済危機

に遭っている。

 

簡単に言うと、

めっちゃくちゃタイバーツ安になったり

めっちゃベトナムドン安になったということ。

日本だと円安ってポジティブにとらえられていて

それは諸外国に対しての輸出が多いから。


でも、

こういった国が通貨危機になると、

例えばタイ政府が持っていたUSドルの債務が

急にめちゃくちゃ高額になってしまうことになるため

経済的な打撃が大きい。

 

主にタイで1997年に始まり、

ベトナムでもその影響を受けた。

 

その時に救いの手を差し伸べたのが

つまり、

不況の時代なのにそれでも金を落とす、

投資をしたのが

タイはトヨタ等の日系企業

ベトナムはサムスン等の韓国系企業

である。


要するに経済危機の救い主であり

結果として、

タイは日系企業が多く

ベトナムは韓国企業が多い。

 

実は通貨危機前までは

タイにおいては日系と韓国系、それぞれ

同じくらいいたらしい。

ただ、通貨危機が重くなった際、

韓国系企業はすぐに撤退し、

比較的危機の影響が少なく

且つ税制優遇もあり

中国に近いため部材の集まりやすかった

ベトナムに拠点を移した。


日本はそのままジッと耐えてタイに投資をし続けた。

 

そんな感じらしい。


なんだか日本は損切りできなくて

韓国は損切りして他の投資先をしっかり探せた

とも取れるけど。。

それぞれの国の感情

タイは前述の背景から、

あまり韓国系企業のことを好いてはいない。

つらいときに見捨てた、と捉えられている。

一方で

ベトナムからすると辛いときに投資をしてくれた

ということで

韓国企業に対する感情はやや好意的だ。

 

’やや’とつけたのは、

少し歴史の話になるが、

ベトナム戦争の時に

韓国軍はベトナム人女性を

従軍慰安婦にしていたから。

 

それだけならまだしも

日本に対して従軍慰安婦について

あーだこーだ言っているのを見て、

いやいやいやいや、あなたもでしょ、

という気持ちもあるようだ。

 

ちなみにここで別に従軍慰安婦の話をしたいわけではない。

俺の感覚的には、

韓国政府は景気が悪くなると

日本を目の敵にして国民の目を背けさせるから

こういうのをやっているということは

韓国国内の経済はあまりよくないんだろうな、と思う程度。


ベトナム人も韓国人がひどいことをした過去は

知ってはいるけど、言わない。

理由は、韓国企業がベトナム経済を

支えてくれていることもあり

ベトナム政府がその件に関しては

黙認しているし、

国民に騒がせない言論統制、報道規制を敷いている。


つまり経済が上手く回っていれば

過去の歴史的な事件をあえてピックアップしなくてよくて

それをピックアップしているということは

経済が苦しいという証拠


ビジネスの上で政治的な話はしないほうがいいし

目の前のビジネスパートナーの韓国人が

良い人だったらそれでいいし

韓国人の友達が良い奴だったらそれでいい。

 

話はめちゃくちゃそれてしまったが、

そういったわけで、

韓国企業に対して、

タイは一時見捨てた人

ベトナムは救ってくれた人

そんな感じに映っている。

少なくとも俺が話す、

タイやベトナムの社長やダイレクターは

そんな話をしている。

東南アジアでビジネスするということ

東南アジアに観光するだけではわからない。

実際にこうやってビジネスしてみると

いろんな話や背景が聞けて面白い。


こういう事情は教科書には載ってなかったし

でもビジネスやるなら知っておいて損はない。

 

まだまだ行ってない国も多いから

その土地その土地で

きっと知らない情報があるんだろうね。

みなさんはどのくらい知っていますか?

 

タイは日系、ベトナムは韓国系

これくらいは覚えておきましょう。


もちろん最近は

タイにも韓国系企業が進出してきているし

ベトナムに日系企業が進出してたりするから

一概に言えないけど、歴史的にはこういうこと。

 

ちなみに、東南アジアのどの国でも

エンタメ系は韓国系の圧勝です。

韓流ドラマ、KPOPね。

 

文化面については

日本はアニメ、漫画しか勝ち目はありません笑